こんにちは、Say-Gです。
先日、10年以上ご利用いただいておりますBROMPTON S2Lのオーバーホールのご依頼をいただいたのですが、
メインフーレムヒンジが錆によりかなり重くなっており、折りたたむ事もかなり厳しい状態でしたので、
ヒンジスピンドルの交換をさせていただきましたのでどういった作業をするかご紹介させていただきます。
手順としましては、ヒンジスピンドルのをカシメられている箇所を専用ドリルを用いて削り取りとりまして、
専用工具を使ってスピンドルの頭を押し出して
あたまが出てきたら叩きだします。
スピンドルの標準は6.0mm径ですが、ガタつきや錆の状況によりスピンドルの径を変更するのですが
今回はワンサイズ大きい6.1mm径に交換する事となり専用リーマーでリーミング。
後は専用工具で所定の位置まで圧入して動作を確認したら
所定の位置まで専用工具で押込み、ヒンジスピンドルをカシメて抜け止め、
状況により純正のタッチペンがあればこちらを施して終了!
ご愛用のブロンプトンのヒンジ部が固くなった場合やヒンジ部のガタが大きい場合なども
ご相談いただければとおもいます!
GCS@Say-G